後頭部ビジネス

若木くるみの後頭部を千円で販売する「後頭部ビジネス」。
若木の剃りあげた後頭部に、お客さんの似顔絵を描いて旅行にお連れしています。


*旅行券の販売は現在おおっぴらにはしていません。*

2019年10月12日土曜日

ビフォーアフター





スタート前、憧れのよしこさんが写真を撮ってくださいました。
36時間が始まる前はこんなに楽しそうだったのか…!
スタートとゴールのビフォーアフターがマラソンあるあるでした。


ビフォー


アフター


動画だと雰囲気でごまかせていた表情の細部が、静止画だときつい…。
モノマネ芸人がしている意地の悪いデフォルメでこういう顔見たことある気がします。





顔の可動域が広いのかな。
とにかくこれだけ追い込んでも、目鼻口って取れたりしないのがすごいなと思って、…考えてみると顔って本当に丈夫にできていますよね。後頭部の顔は水や摩擦に弱いので、顔の圧倒的な耐久性に感動します。

それからビリでゴールした件について鼻で笑っている方もいるかもしれませんが、完走率50%だからな…! 
「よくやった」以外の感想は受け付けないし、自分ももうこれ以上、ゴールに間に合わない夢にうなされたくないです。





早くこの悪夢を上書きしたい…。
次はビリ以上の成績を目指して練習がんばります。

12月に行われるよしこさん主催の三都ウルトラマラニック、まだエントリー間に合うので長距離をこなしたい方におすすめです。
しかも参加費は200kmで8千円、距離単価安い…! 
その上制限時間も長めで時間単価も安い!
出る!!






2019年10月11日金曜日

完走の動画


スパルタ完走の時の動画をユーチューブに上げてくれていました
ありがとうございます

情けなくてすみません
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=J7KDDOGmFsc

2019年10月8日火曜日

実践! スパルタスロン


レースから10日が経ち、足指の痺れと横隔膜の筋肉痛がやっとなくなってきました。

スパルタスロンの完走文を書くときは毎回気合いを入れて取り組んでいるのですが、今まで意識的に、レース中の距離や時間などには詳しく触れないようにしてきました。
自分自身が数字に弱いからというのもありますが、ランナーじゃない読者の方(います…?)に楽しんでいただくために有効なのはやっぱり、おっぱいとかちんことかじゃないですか。ないですか?
実際走っているときの自分が元気を得られるキーワードは安易な下ネタに限られるので、例えばおっぱいに対する心の揺れ動きを丁寧に丁寧にしたためることが、わたしにできる精一杯の誠実さだったわけです。

でも、2019年、スパルタ6年目にして最高の地獄を見たわたしは今、今後この大会を走る方の参考になるようなことを書きたいという使命感に燃えています。
制限時間に秒単位で追われると、人はおっぱいのことを考える余裕など失ってしまうのですね。無心で走ってしまいましたよ。わたしのおっぱいへの愛着なんてしょせんその程度のものでした。
けれどもレース後、失意の中にいたわたしに同室の女性がおっぱいを揉ませてくださってやさしかったです…。おっぱいっつってもブラの上からですが。
女に生まれてよかったイエス!\( ^∀^)/

というわけで、ここからはスパルタスロンを挑戦される方に向けて特化した情報を、記憶違いもろとも書いていきたいと思います。
年にひとりしかいないラストランナーの貴重な生の声!
さらにはギリで制限時間に間に合ってない悪い見本!
でも、実践の際に参考になるのは絶対、良い見本よりも悪い見本の方だと信じています。
みんな用意はいいかな、わたしと同じ轍を踏まないよ〜!!

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・上り坂で諦めないで!

わたしは上りがとても苦手で全選手中でも最遅レベルでしたが、それでも上り坂がある区間は、かなり遅めのペース設定になっています。上りが見えた瞬間に気持ちが萎えますが、休み休みの全歩きでも、絶対諦めないで次のエイドまでがんばったほうがいいです!貯金は意外と減っていません。むしろ後半の下り坂区間が、走っても間に合わない設定になっていた気がしました(自分の調子のせいかな)。下りも侮れません。


・ポリスの車に張り付かれる

ラストランナーになった瞬間から警察の監視対象になります。別に何をされるわけでなくとも、警察の車が見えるだけで心理的な圧迫が生まれます。別に何もされないです。安心してください。


・エイドの人に悪いなという気持ち

ラストランナーになった瞬間から「遅れてすみません!」という申し訳なさが生まれ、「もうやめちゃおっかな」とリタイアが頭をよぎるようになります。自分さえ通過すればさっさとエイドを撤収できるのにごめんなさい、という気持ちです。でも、自分がやめても自分の前にいる人がラストランナーになるだけです。どのみちだれかはラストランナー役を引き受けなくてはなりません。必死で走っていれば、エイドの方々も最後の生き残りをあたたかく応援してくれます。運次第ですが、制限時間をオーバーしていても通過させてくれるエイドもあるかもしれません。とにかく完走したいならやめないことです。あと、エイドも運営しているのは人間なので、可能な限り笑顔で、媚びて媚びて! もしくはゾンビスタイルで憐れみを買って!(わたしは後者のタイプ)
あらゆる手を尽くして生き延びてください。


・最終エイドを越えたら制限時間オーバーでも完走させてもらえるという噂

以前ベテランランナーの方から、ゴールでの多少のオーバーは多めに見てもらえるという話を聞いたことがありました。わたしは一生懸命走ったつもりでしたが、上記の噂が自分の心理に微妙に影響を及ぼした可能性は否定できない…(認めたくないのでこんなまわりくどい表現に)。最終エイドを過ぎてからは何が何でもという気持ちに甘えが生じ、それが27秒オーバーという結果に表れてしまったような気がします。わたしが聞いた話では、多少オーバーしたタイムは大会側がいい感じに改ざんして時間内に丸く収めた完走証を渡してくれるということでしたが、わたしの完走証はしっかり27秒オーバーになっていた! そしてそれより何より、自分はがんばりきれなかったんじゃないかという悔いがいつまでも残るので、自分に都合のいい話は忘れるに限ります。安全なのは断然オンタイム! 時間内完走を目指してがんばりましょう。


・暑さ対策

わたしはコンプレッションウェア(ピタッとした服)の首元から、直に氷を入れて冷を取りました。背負ったバックパックに氷を入れて体を冷やすという方もいらっしゃるようですが、軽量化と涼しさの点からも、何も持たずにウエア一着で済ませた方が有利に違いありません。コンプレッションウェアの裾から、タイツに氷を送り込んで脚を冷やすこともできます。なんなら氷だけじゃなく、小物類もコンプレッションウエアの中に挟み込んだらいいじゃない、と思っています。試してみたことはないですが。ウェアにバックパックの機能も兼ねさせるのです。


・飛行機

個人の感覚ですが、海外の航空券が安くなるのはゴールデンウィーク前後です。その時期になったらネットに張り付いて価格の変動をチェック、踏ん切りのつけどきが難しいですが、獣の勘でゴールを決めてください!
わたしの去年の成果は4万9千490円(手数料等も全て込み)!
武内さんとふたり分の往復航空費が10万しないという大記録を打ち立てました。
今年は忙しくて動き出すのが5月半ばになってしまいましたが、それでも6万7千円で取れました。
交通費に関しては、北海道に行くのとそんなに変わらない感覚でギリシャまで行けますよ〜。
「安いは近い」これ、武内さんの名言です。





2019年10月5日土曜日

6年目のスパルタスロン

あきちゃんがわたしたちの過去5年間をふりかえる動画を作ってくれました。

くるみとスパルタスロン 2019予告編


毎年泣いたりわめいたり大騒ぎしながらあきちゃんと参加してきたスパルタスロンでしたが 、今年は初めてのひとり参加でした。

ひとりはとても寂しかったです。
6年目もエントリーしてしまったことを後悔しながらギリシャで孤独を噛み締めていたら、レース前日にあきちゃんがサプライズの動画を送ってくれました。ひとりだと何もできないんじゃないかと恐れていたら、予想以上にひとりだと何も楽しめなくて、心底うんざりしていたところでした。
あきちゃんがいた5年間に思いを馳せてますます泣けましたが、動画の最後、「つづく」になっているところに希望を感じました。

あきちゃんから、「公開しないほうがいいよね?」って聞かれましたが、「どちらでも!」と答えました。「わたしは完走できると思っています!」って、あきちゃんを安心させるつもりで宣言。もちろん実際に、当然完走する気でもいました。


そしたら結果、27秒オーバー…!!!!!

36時間の27秒たりないって、そんなことがあっていいのか……。
そりゃどこかにはそういう話もあるだろうけど、何も自分の身に起きなくても…という気持ち。
最後は「飛行機に間に合わない」設定で死にもの狂いで走りましたが力及ばずでした。
あきちゃんがいないとこんなザマ〜!!!

わたしがあまりにもかわいそうな様子だったので温情措置で完走扱いにしていただけた上に選手のみなさまにも信じられないほど暖かく迎えていただいて、なんだかんだものすごく特別な体験をしてきました。皮肉なものだなと思いました。
ダメな人ほどおいしいなんてまちがってる!
でもそれでいうならわたしの人生さいしょからまちがってる!!

まちがい探しをしたらキリがないほどほころびだらけのスパルタスロンになりましたが、たくさんの方に助けてもらって、……(ここで嗚咽)………ほんとに…。

自分のブログで文字起こしすることもないですが、文章ですらちょっと涙なしでは書けないほど感極まってしまうのです。

ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ダメ、終われない!
ありがとうございました。
ありがとうござ

つづく!







2019年10月4日金曜日



目みたいに見開いている鼻…。

薄々感づいてはいたのですが、わたしの顔がおもしろくなる原因は鼻だと改めて実感しました。

美人は目で物語るなんて言われますが、自分は鼻の表現力がありすぎるんだと思います。鼻がおしゃべり!

もう家賃をとって貸し出したいぐらいすごい広い!! 住める! 鼻の中に住める!!

これからは常時全力で鼻をつむっていきたいです。

あと、この写真、特におもしろいと思うから載せているので、「普段からこんなだよ」って言わないでください……