去年の日焼け
今年の日焼け

グラデーションが劇的にナチュラルになりました。
これまでレースのたびに日焼けして手のトーンがバキバキになるのを、大いに悩みながらも諦めてきました。
日焼け止めは走っているうちにすぐに汗で落ちてしまうし、面倒くさがりのわたしがその都度塗り直すわけないので最初からなし。
手袋は熱がこもるので苦手です。エイドのたびに外すのが厄介だし、一旦外したら必ずなくしちゃうし。
悩み抜いたあげく、今年はウェアを改造してみました。
① 袖口をほどいて、袖丈を伸ばします。
② 縦に10cmほど切れ込みを入れます。
③ 開いた袖の先っぽのほうに、2〜3点切れ込みを入れます。
あとは穴に指を通せば、日焼けカバーのできあがりです。簡単!
ハサミさえあればできます。裁縫道具などもいりません。
袖丈が充分にある長袖ウェアなら、①の行程はとばします。
手のひらが布で覆われていないので風通しよく、手袋に比べて不快感が少なく済みます。
袖口を開くことで手首の締め付けがなくなるので、むくみの軽減にもつながります(そんな気がする)。
指がオープンだと、ボトルのキャップをあけたり食べ物をつかんだり、操作性で手こずることもありません。
じゃあ日焼け問題はどうなるのかというと、指は確かに焼けてしまうわけですが、5本が細かく独立している部位なので、色が濃くなっても目立ちにくいのです。面積の大きい甲や腕だと、つながりで見えてしまうため色の違いが一目瞭然です。
実際、手のデッサンでは、わざと指だけ濃いめに鉛筆を重ねて、シルエットを強調するテクニックなどもあります。指は多少黒くなっても自然に見えるようです。
ただ、目立たないだけで紫外線はしっかり浴びているので、皺が増えたりシミになったり、将来的にはよろしくないと思います。
けれども自分には将来のことよりも今現在のレースのほうがだいじなので、近視眼的に元気よく将来を無視。
手の日焼けでお悩みで、なおかつ手袋も苦手な方はお試しください〜。
手袋と違ってなくならないところも良いところ!
今年の夏は手袋3コなくしました!
かたっぽだけの手袋、2018年が来るまでに処分できるといいですね。