今年もギリシャの大会に行きます。
スパルタスロンまであと一ヶ月になりました。
昨年の夏は、サロマ(100km)、鯖街道(78km)を走りましたが、今年は何にもエントリーしなかったため、長い距離を積む練習が一度もできていません。
本番直前にロング走をしても疲労が溜まって良くないそうなので、今が最後のチャンスと思って昨日、ロング走にチャレンジしました。
日没スタートして、日の出まで走り続けるのが目標でした。
アップダウンのある場所で効率よく練習しようと、階段の多い伏見稲荷へ行きました。
今年は太っていないので体は軽いし、献血も二回連続で成功してるし、調子よく周回を重ねていたのですが、上りパートで歩いている人に抜かされました。
歩いている人に抜かれるなんて、とちょっと真剣にペースをあげてみたのですが追いつけず、不審に思って顔をあげたらもう姿がなくて、さっきの人はどこか道の脇で休憩しているに違いないと思いました。ホッとして、そうだよね〜、さすがに、歩いてる人より遅いわけないもんね〜などと考えていたら、見通しのよい区間に入ったところで、前方にめちゃくちゃ小さくなってるその後ろ姿を見つけて呆然。
目を凝らして前の人の動きを解析してみたのですが、その挙動はどうしても「歩き」としか言いようがなくて、じゃあ今、走っているつもりの自分のこの動きはなんなのかと絶望しました。
上りが苦手とは思っていましたが、まさかここまでとは…。
結局差は広がる一方でしたが、下りに入ったら瞬殺で抜き返せたので、上りも下りも遅いよりはいいと思うしかないです。
今までは坂道を走れない理由を体重と貧血のせいにしてきましたが、その課題2点がクリアできている今、原因をどこに求めてどう改善すればよいのか、途方にくれています。
それでも、大会に出ていないため他と比べて客観視できなかった自分の実力が、今回抜いてもらえたおかげで激ショボだということがわかりました。現状を正しく把握できるのは悪いことではないです。
なにか、天変地異が起こってスパルタのコースがすべて下りにならないとは限らないし、望みは捨てずにいます。なにより自分さえ「コースはすべて下り」と思い込めれば苦手意識が消えてちょっとはマシな気持ちで走れそうですが、それができるほどファンタジックな感性もない…。
目的だったロング走は、自分が思うようには全然走れていないのだと悟ったところでふてくされてしまい、「もうやんなっちゃったな〜( ・3・) おなかすいたしもうやだな〜( ・3・)」と、ご丁寧に顔文字付きのグチが頭に浮かんできて、途中で本当にやめてしまいました。ダメだな〜( ・3・) !
まず周回コースでロング走というのがわたしにはハードルが高すぎました。
強制的に遠くに目的地を設定するとかしないとできないので、時期的にもう遅いけど富山に行くのを利用してなんとかちょっとでも、ロング走ができたらいいです(しかし「ちょっと」はあくまで「ちょっと走」であってロング走にはならないのがつらい)。
そんな富山での展示は9月8日から。
初日は車輪の中でぐるぐる走るパフォーマンスです。
武内さんもいるよ〜!
みなさまよろしくどうぞ〜。
富山県美術館のガラス壁から見晴らす公園の風景。
すごく美しくてヨーロッパみたいでした。
富山駅北口から美術館までは走って4分!!!