愛さんです。
うどん風味キャラメル(!)と撮った写真を送ってくださいました。
珍味!
手まりうどんとハイチーズ。
お世話になった方々にお渡しするため、わたしもうどん数パックと共に旅していたのですが、しかしメキシコは標高が高いせいでお湯が沸騰しないそうで、乾麺はメキシコ土産に向かないと知りました。お米も普通に炊くと固いので、圧力鍋を使うそうです。
お世話になった方々にお渡しするため、わたしもうどん数パックと共に旅していたのですが、しかしメキシコは標高が高いせいでお湯が沸騰しないそうで、乾麺はメキシコ土産に向かないと知りました。お米も普通に炊くと固いので、圧力鍋を使うそうです。
わたしたちのツインルーム(とても安い)には扉がなく、檻に南京錠がついているだけです。
貴重品はスリがこわいので置いて行きたいところですが、宿も安全とは限りません。
どうするか迷いましたが、南京錠を信じて貴重品は置いていくことにしました。
教会のそばの小さな美術館に入ろうとすると、ちょうど受付の方が休憩されるところ。また夕方に出直すことにしました。
日差しがきついので武内さんの帽子を借りました。
わたしの帽子は武内さんに貸しました。
景観を乱す帽子です。
シャッターの閉まっているお店が多く、広い建物は少女のダイナミックな遊び場と化しています。
メキシコの女神グアダルーペに頭を下げて、わたしたちもメルカド探検をしました。
掃除道具がそれぞれアニメーションになって動き出しそうです。たのしい学校みたいに見えました。
どうするか迷いましたが、南京錠を信じて貴重品は置いていくことにしました。
景観を乱す帽子です。
メルカド発見です。
ちなみにメルカド(市場)はあちこちにあります。
外があまりにも明るかったせいで室内が暗く感じられました。
メキシコの女神グアダルーペに頭を下げて、わたしたちもメルカド探検をしました。
通りに出て、屋台で何かぷるぷるしたものを買いました。
つめたい、ういろうのような甘味でした。
見た目予想とそんなに反さず、安心したようながっかりしたような気持ちです。
写真を撮るとき、「わたしはあなたの後頭部とてもクールだと思うわ。撮っていいかしら」と、先に感想を言ってくれるところがご丁寧でした。
味を決めきれずに、「これ…。やっぱりこれ」とかやっているうちに3つになっていました。
なめらかで濃厚な味わいでしたが、暑すぎる今の気温にチョコ味は喉に重たく感じました。
3つも頼んでおいて、かき氷がよかったとわがままを思いました。
日よけの大きな天幕が印象的な、広場の賑やかなメルカドです。
さつまいもの形の揚げ物がいろんなところにありました。
1の指を出して、「ウーノ」。
3つも頼んでおいて、かき氷がよかったとわがままを思いました。
さつまいもの形の揚げ物がいろんなところにありました。
1の指を出して、「ウーノ」。
揚げ物の中身はなんだっけな。さつまいもじゃなかったことは確かです。
セルフで勝手につまむ、細長い豆の鞘を剥くのに苦戦していると、隣の席のフランス人が剥いてみせてくれました。
セルフで勝手につまむ、細長い豆の鞘を剥くのに苦戦していると、隣の席のフランス人が剥いてみせてくれました。
ソースや野菜の壺を同じテーブルのお客さんとまわして共有するので、自然と親睦が深まりました。
ビビッドな樽が並ぶ屋台です。樽の中身が気になります。
他のお客さんの様子を見ていて、シャーベットやさんだとわかりました。
望んでいたかき氷!
爽やかな色を指差して、一匙口に含むと口いっぱいにライムの酸味が広がりました。最高でした。
望んでいたかき氷!
爽やかな色を指差して、一匙口に含むと口いっぱいにライムの酸味が広がりました。最高でした。
頭を使わなくてもあらゆるお土産が手に入るのが、このメルカドの強いところです。
愛さんの口元にあてがわれて、ハーモニカに描かれた動物たちもにたにたしています。
息を吹き込むとまぬけな音がしました。
ためすがめつ吹いていた武内さんが「吸う音は出ないね」と真面目な顔で言うので、そういやハーモニカは吸って吐いてで演奏する楽器だったと、わたしはやっと思い出したのでした。
なぜさっきハーモニカに惹かれたのか謎でしたが、子どもの頃ちゃんとしたハーモニカが家にあったこと、しかも割と熱心に吹いていたことがいっぺんに蘇りました。
そしてそれらの記憶を見事に忘れて、ハーモニカにぼんやり親しみを覚えていた自分が情けなかったです。
先住民文化の色濃いオアハカは、人々の服装も異国情緒溢れるものでした。
モダンな壁もあれば、嘘でしょ? と目を疑うような朽ち方の壁もあります。
剥がれ落ちた部分からは緑が場違いに生えていて、人と自然ののんきな共存の図を見ました。
なんでも娘さんが日本人と結婚して栃木にいるとかで、孫の写真をたくさん見せてくれました。
アリガトウ、ドウイタシマシテ、カタジケナイ。
いくつかの日本語をとてもうれしそうに発しておられ、グレート、グレートでした。
ガソリンに、チョコレートのかぐわしい香りが強く混じりました。
鼻を膨らませてフガフガ言いました。
お客さんが米袋ぐらいの巨大なサイズでカカオを購入していくのが、羨ましくて発狂しそうでした。
よそゆきの顔じゃない店内は特別メキシコらしくはなかったけれど、支離滅裂な品揃えは、それはそれで風通し良く感じました。
このあたりは雰囲気も相当ガラが悪く、一等バスと二等バスとでは、一等と七等ぐらいの露骨な差がありました。
髪が逆立ちするぐらい張り詰めた気持ちで歩きました。
美女です。
お酒やさんです。
プラスチックの蓋が壊れて、お酒が全て漏れていたのです。
女体ボトルのほうが蓋がよく締まっていたかもしれぬと、のちに後悔することになりました。