男の人かなあ、女の人かなあ〜とぼんやりしたことを武内さんに言っていたら、何言ってんの男でしょ! と一蹴されました。
でも髪長いよ。
食い下がろうとしましたが、パネルなので髪はデフォルトだったということに自ら気づきました。

出来た。
元よりも奇怪な顔になりました。
でも名前がチョンダラーだし、この顔は似せなくてもいいやつ(当社比)なので、武内さんがプレッシャーなく楽しんで描いているのが後頭部からも伝わってきました。

どん!
館内にいるのはマネキンだけで、あとは無人でした。
実際やってみるとそうでもなかったです。

農具や武器のひとつひとつに目を奪われます。
自分にとってはここは「台湾の資料館」なのですが、台湾の方からしたられっきとした地方の資料館なんだろうなあと思うと、今いる場所が自分の日常から近いのか遠いのかよくわからなくなる感じがしました。
アマチュアイズム全開の写真展にも郷愁を誘われました。
イメージの中の「地方の資料館」が完璧に現実になったような場所でした。
文化っておもしろいですね。
どういうことかというと、台湾の人はだいたい日本のAVをみるんだそうで「きもちいい」の他にも「すごい」「かわいい」などの日本語を知っているのは台湾ではあるあるネタだそうでした。こんなふうに日本文化が息づいているとは知りませんでした。
ちなみに、「すごい」は台湾語だと「リーハイ」。マラソン大会中にも頻出する単語です。
「かわいい」は「クーアイ」。
「きもちいい」は習ったけど忘れました。走っているときにほとんど不要な言葉だからです。むしろ「きもちわるい」のほうが知りたいです。
それから、なるべくあるあるっぽい卑猥そうな言葉を選んで武内さんに「○○とかも言う?」と聞いたら「いつの時代のAVだよ」と嘲笑されました。
今日は今までよりもランナーの数が多いです。
自然がいっぱいです。
ダチョウが平野レミみたいな声で鳴いていました。
チョンダラーさんにのっとってダチョウにチョンチョン戯れようと思ったのですが、ふわふわしてみえる毛は実はタワシのようにツンツン尖っていて、ガードが堅い感じでした。
牛もいました。
おっぱいのポーズです。
角も立派でした。
動物園の名前は「親子動物園」と言って、内容の薄さを「親子」という言葉でまんまと微笑ましい空間に押し切っていました。
ただ、自由度が高いせいか確かに動物園特有の寒々しさはありませんでした。
顔見知りになったボランティアの方たちと、しばし談笑をしてホテルに戻りました。
…資料館行ったじゃん?
動物園行ったじゃん?
ごはん食べたじゃん?
もうエピソード、いいんじゃない?
ということで、これからわたしはチョンダラーさんの後頭部で走るはずでしたが急遽、描き換えることに!!
力のこもった描写だったので名残惜しいような気もしましたが、チョンダラーさんのこの顔だと周りのランナーびっくりしちゃうんじゃないかと少し心配でもあったのでした。

動物園の名前は「親子動物園」と言って、内容の薄さを「親子」という言葉でまんまと微笑ましい空間に押し切っていました。
ただ、自由度が高いせいか確かに動物園特有の寒々しさはありませんでした。
動物園行ったじゃん?
ごはん食べたじゃん?
もうエピソード、いいんじゃない?
力のこもった描写だったので名残惜しいような気もしましたが、チョンダラーさんのこの顔だと周りのランナーびっくりしちゃうんじゃないかと少し心配でもあったのでした。

親子動物園の動物たちにこの顔でさんざん威嚇できたし、と言い聞かせて、泣く泣くチョンダラーさんにお別れしました。
チョンダラーさんのすごい顔面力で気分も一新されました!
ありがとうございました!!
これからマラソンがんばります!