後頭部ビジネス

若木くるみの後頭部を千円で販売する「後頭部ビジネス」。
若木の剃りあげた後頭部に、お客さんの似顔絵を描いて旅行にお連れしています。


*旅行券の販売は現在おおっぴらにはしていません。*

2019年10月8日火曜日

実践! スパルタスロン


レースから10日が経ち、足指の痺れと横隔膜の筋肉痛がやっとなくなってきました。

スパルタスロンの完走文を書くときは毎回気合いを入れて取り組んでいるのですが、今まで意識的に、レース中の距離や時間などには詳しく触れないようにしてきました。
自分自身が数字に弱いからというのもありますが、ランナーじゃない読者の方(います…?)に楽しんでいただくために有効なのはやっぱり、おっぱいとかちんことかじゃないですか。ないですか?
実際走っているときの自分が元気を得られるキーワードは安易な下ネタに限られるので、例えばおっぱいに対する心の揺れ動きを丁寧に丁寧にしたためることが、わたしにできる精一杯の誠実さだったわけです。

でも、2019年、スパルタ6年目にして最高の地獄を見たわたしは今、今後この大会を走る方の参考になるようなことを書きたいという使命感に燃えています。
制限時間に秒単位で追われると、人はおっぱいのことを考える余裕など失ってしまうのですね。無心で走ってしまいましたよ。わたしのおっぱいへの愛着なんてしょせんその程度のものでした。
けれどもレース後、失意の中にいたわたしに同室の女性がおっぱいを揉ませてくださってやさしかったです…。おっぱいっつってもブラの上からですが。
女に生まれてよかったイエス!\( ^∀^)/

というわけで、ここからはスパルタスロンを挑戦される方に向けて特化した情報を、記憶違いもろとも書いていきたいと思います。
年にひとりしかいないラストランナーの貴重な生の声!
さらにはギリで制限時間に間に合ってない悪い見本!
でも、実践の際に参考になるのは絶対、良い見本よりも悪い見本の方だと信じています。
みんな用意はいいかな、わたしと同じ轍を踏まないよ〜!!

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・上り坂で諦めないで!

わたしは上りがとても苦手で全選手中でも最遅レベルでしたが、それでも上り坂がある区間は、かなり遅めのペース設定になっています。上りが見えた瞬間に気持ちが萎えますが、休み休みの全歩きでも、絶対諦めないで次のエイドまでがんばったほうがいいです!貯金は意外と減っていません。むしろ後半の下り坂区間が、走っても間に合わない設定になっていた気がしました(自分の調子のせいかな)。下りも侮れません。


・ポリスの車に張り付かれる

ラストランナーになった瞬間から警察の監視対象になります。別に何をされるわけでなくとも、警察の車が見えるだけで心理的な圧迫が生まれます。別に何もされないです。安心してください。


・エイドの人に悪いなという気持ち

ラストランナーになった瞬間から「遅れてすみません!」という申し訳なさが生まれ、「もうやめちゃおっかな」とリタイアが頭をよぎるようになります。自分さえ通過すればさっさとエイドを撤収できるのにごめんなさい、という気持ちです。でも、自分がやめても自分の前にいる人がラストランナーになるだけです。どのみちだれかはラストランナー役を引き受けなくてはなりません。必死で走っていれば、エイドの方々も最後の生き残りをあたたかく応援してくれます。運次第ですが、制限時間をオーバーしていても通過させてくれるエイドもあるかもしれません。とにかく完走したいならやめないことです。あと、エイドも運営しているのは人間なので、可能な限り笑顔で、媚びて媚びて! もしくはゾンビスタイルで憐れみを買って!(わたしは後者のタイプ)
あらゆる手を尽くして生き延びてください。


・最終エイドを越えたら制限時間オーバーでも完走させてもらえるという噂

以前ベテランランナーの方から、ゴールでの多少のオーバーは多めに見てもらえるという話を聞いたことがありました。わたしは一生懸命走ったつもりでしたが、上記の噂が自分の心理に微妙に影響を及ぼした可能性は否定できない…(認めたくないのでこんなまわりくどい表現に)。最終エイドを過ぎてからは何が何でもという気持ちに甘えが生じ、それが27秒オーバーという結果に表れてしまったような気がします。わたしが聞いた話では、多少オーバーしたタイムは大会側がいい感じに改ざんして時間内に丸く収めた完走証を渡してくれるということでしたが、わたしの完走証はしっかり27秒オーバーになっていた! そしてそれより何より、自分はがんばりきれなかったんじゃないかという悔いがいつまでも残るので、自分に都合のいい話は忘れるに限ります。安全なのは断然オンタイム! 時間内完走を目指してがんばりましょう。


・暑さ対策

わたしはコンプレッションウェア(ピタッとした服)の首元から、直に氷を入れて冷を取りました。背負ったバックパックに氷を入れて体を冷やすという方もいらっしゃるようですが、軽量化と涼しさの点からも、何も持たずにウエア一着で済ませた方が有利に違いありません。コンプレッションウェアの裾から、タイツに氷を送り込んで脚を冷やすこともできます。なんなら氷だけじゃなく、小物類もコンプレッションウエアの中に挟み込んだらいいじゃない、と思っています。試してみたことはないですが。ウェアにバックパックの機能も兼ねさせるのです。


・飛行機

個人の感覚ですが、海外の航空券が安くなるのはゴールデンウィーク前後です。その時期になったらネットに張り付いて価格の変動をチェック、踏ん切りのつけどきが難しいですが、獣の勘でゴールを決めてください!
わたしの去年の成果は4万9千490円(手数料等も全て込み)!
武内さんとふたり分の往復航空費が10万しないという大記録を打ち立てました。
今年は忙しくて動き出すのが5月半ばになってしまいましたが、それでも6万7千円で取れました。
交通費に関しては、北海道に行くのとそんなに変わらない感覚でギリシャまで行けますよ〜。
「安いは近い」これ、武内さんの名言です。