遠藤さんです。
知っている方なので高待遇の旅じゃなくても許してもらえるだろうと甘えて、空港から空港へ、連れ回しの刑に処します。
ベオグラード空港で杉先生から遠藤さんへ後頭部をバトンタッチ。
合わせ鏡に延々連なる遠藤さん。
至る所で呼び止められ、カメラを向けられました。
ところで、テッサロニキで予約したつもりの航空券がとれていないのではないかとさんざん騒いでいましたが、懸念の搭乗手続きはメールの画面を見せるだけで難なくクリア。拍子抜けでした。
日本に、無事に帰れそう!
心底ほっとしました。
だらしなく熟睡。
時刻は深夜1時です。
いよいよアテネへ。
さよならベオグラード!
旅が、終わっちゃうな。
アテネ空港ではフリーWi-Fiが一時間しか使えず、アナログに手紙書きをして長い乗り継ぎ時間を有効活用しました。
結局遠くから眺めるだけで、訪れることのなかったパルテノン神殿の絵葉書に、それぞれの旅の思い出を記します。
唯一、姉に宛てて書いたぶんだけ住所の控えが見当たらず、文面を書いてしまってから、住所のわかる父へと宛先を変更しました。
武内さんは「どうしよう! おねえちゃんが読むと思って、『大自然に抱かれて幸せだった』とか書いちゃったよ! お父さんに読まれるの恥ずかしいよー」と照れていましたが、『大自然に抱かれる』は別にやらしい表現じゃないから大丈夫だよ。
黄色いポストに「無事に届きますように」手を合わせて投函しました。
良いお天気に誘われて、空港の外へお散歩に。
車が滅多に通らない道路。SFの世界です。
遠藤さん男の子だから車好きかな。
男の子扱いしました。
ワープ!
スポッ
遠くに見える、宇宙的なリングのオブジェが気になっていたのですが、近くまで迫ることはできませんでした。
…今思いついたのですが、これ、アテネ五輪の時につくられた輪っかなのかな?
道路の白線も、暗号みたいでかっこいいです。
アテネ空港で帰国に向けた搭乗手続き。
遠藤さんに後頭部人気を見せつけることができてうれしいです。
保安検査のスタッフの方も、仕事そっちのけで遠藤さんの撮影会。
緊迫感のない出国ゲートでした。
飛行機が乗り換え先のドーハへむけて飛び立ちました。
旅がまたひとつ、終わりに近づきます。
ドーハです。
今回も乗り継ぎ時間はとても長く、18時から翌朝6時までの半日、身動きができません。
空港でとじこめられることにそろそろうんざりしてきました。
せっかく、ドーハにいるのにね。
もったいないね。
空港の外に出られないかな。
無理じゃない?
聞いてみようか。
聞いてみようか。
インフォメーションに向かった結果は、次回のお楽しみに・・・。
遠藤さん、日付をまたぎます!